単に見栄えするモデルルームをつくるという目的ではなく、限られた空間を有効かつ快適に活用するためであり、セットする家具調度品もデザインと機能のバランスを考えて選択していますし、インテリアにも同様のことがいえます。素人の家具調度品の選択には、このバランスが保たれていない場合がよくあります。その意味でも、モデルルームをもっと積極的に利用して、家具調度品やインテリアの参考として見るといいでしょう。注文住宅のモデルハウスにも、同様のことがいえます。
【設計図書で重要な説明を受けること】モデルルームを訪ねたときは、設計図書でモデルルームでは判断のつかない重要ポイントを説明してもらうことも大切です。マンションを例にとると、コンクリートスラブや戸境壁の厚さ、床下地の仕様、排水管や換気ダクトの配管など、建物躯体の施工内容はモデルルームではまったく判断がつきません。これら建物躯体の施工の善し悪しは、居住性に大きく影響してきます。そこで、設計図書で基本的な説明を受マンションの設計図書は、素人が見てもまったくといっていいほど理解できませんが、わかりやすく解説された専門書(素人向けの本もある)で基礎知識を身につけ、モデルルームにいる業者から要点を説明してもらうとカンどころだけは理解できるでしょう。この努力をしなかったために、思わぬ失敗をすることもありますので注意しなければなりません。